付添い屋 六平太
女子供を狙う‘あこぎ’は、赦せなくてね。
●第一話 幽霊息子ある夜、刃物を手にした何者かに襲われた六平太。
知らず知らずのうちに恨みを買ったかと思案するも、心当たりが見つからない。
そんな折、音羽の顔役・甚五郎から、一人息子の穏蔵に婿養子の口がかかったと告げられる。
●第二話 願掛け女六平太に湯屋での見張りの仕事が舞い込むも、居眠りをし、盗っ人に入られてしまう。
一方で、「市兵衛店」の弥左衛門の家に通う女中・お竹から、殺された弟の敵打ち成就の為、願掛けの付添いをしてほしいと依頼される。
●第三話 押し込み六月の晦日、六平太は妹の佐和と亭主の音吉たちに連れられ、橋場にある明神社に参拝に訪れていた。
賑わう境界を歩いていると、背後から女の悲鳴と男の怒鳴りが聞こえ、振り返ると見覚えのある女が包丁を持って立っていた。
●第四話 疫病神六平太が足繁く通う料理屋「吾作」の料理人・菊次と、お運びのお国が所帯を持つことになった。
六平太とおりきで二人の家移りを手伝っていると、佐和と伜の勝太郎が人質に取られたと知らせが届く。
色めきたつ六平太は一人覚悟を決め、助けに向かう!
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