咎人の刻印
《吸血鬼×殺人鬼》のダークファンタジー!「令和の切り裂きジャック」と畏れられる殺人鬼・神無が、自分に愛を告げる女を手にかける理由は――相手の体を裂いてまで探しているものは、たったひとつだ。
「人は、誰かに対して『愛してる』って言うだろ。
でも、その愛って何処にあるんだろうと思って」 探しものを見つけることができない青年の前に現れたのは、陶器人形のような美しい少年・御影。
「それが欲しいなら、おいで。
愛してあげる」 神無が招かれたのは、都心にあってそこだけ異空間のような古びた洋館だった。
ここで一緒に暮らすのだと、御影は平然と神無に告げる。
そのあまりに強引な展開に戸惑う暇もなく、すぐに神無は身をもって御影の正体を知ることになる。
御影は、ひとの生き血を吸う吸血鬼だったのだ。
これは、罪を犯して人の道を外れ、罰の証の如くスティグマと呼ばれる刻印を身に宿した、異能の者達の、血塗られた戦いの物語。
……究極のダークファンタジー、始動!
更新中です。しばらくお待ちください。