P+D BOOKS 喪神・柳生連也斎
‘剣豪小説の名手’の世界に浸る11篇。
豊臣秀次の剣の師で「夢想剣」を名乗る瀬名波幻雲齋とその娘・ゆき、そして幻雲齋が父の仇でありながら、門下生となって修行を積む松前哲郎太重春。
奇妙な3人の絆は、やがて哲郎太とゆきが契りを結ぶまでに深まっていく。
そんななか、哲郎太は身重のゆきを残して武者修行の旅に出ようとするが――。
第28回芥川賞に輝いた出世作「喪神」のほか、柳生流新陰流正統を継いだ連也斎とライバルとの決闘を描く「柳生連也齋」、剣豪が巨人軍の強打者として大活躍する異色作「一刀齋は背番號6」など、剣を題材にした珠玉の11篇。
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