官能文学電子選集 蘭光生『生贄処女』
拉致監禁された深窓の令嬢が二人の兄弟に弄ばれながらも、徐々に快楽の虜となっていき……。
30歳になるしがないサラリーマンの「おれ」は、女房にせがまれ、やっとの思いで一戸建ての家を購入した。
しかし、女房からは1年も経たずに三行半を突きつけられた。
出て行った女房の代わりに自宅に住み着いたのが8歳年下の弟の治だった。
肉体労働をしている治は並みのサラリーマンよりも稼ぎは良い。
あるとき、治は’大きな荷物’を抱えて帰ってきた。
その荷物の中身は、深窓の令嬢だった。
その日から、その令嬢は兄弟たちの欲望のはけ口とされるようになる。
自宅に軟禁され、食事と眠る時間以外はひたすら陵辱の限りを尽くされる。
当初こそ、必死に逃げようとしていたものの、檻の中で飼われる彼女は次第に気力をなくし、しまいには自らとろんとした眼で腰を振るうようになっていくのであった……。
メインの「俺たちのペット」に加え、同時収録されている「レイプライダー」「乱歩を読みすぎた男」も清純な処女たちを陵辱するというなんとも過激な作品集。
団鬼六に師事し、季刊官能文芸誌「悦」の創刊編集長を務めた松村由貴による解説つき。
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