『天祭』の舞姫の一人に選ばれ、謎めいた男性、冴絃に舞を教わることになった藍花。<br />優しい冴絃に藍花は恋情を寄せるようになるが、彼は一線を引き拒絶する。<br />ある日、藍花が男に襲われているのを救った冴絃はこれまでと違い激情的で……。<br />「お前の願いは私が叶える。<br />それでいいのだろう?」愛した人に体に刻み付けるように情しく抱かれ、歓喜と哀しみに彩られた一夜。<br />約束通り冴絃の導きである人物に会えることになった藍花は――!?