王女スノウは政略によりフリューゲル国の皇太子セルジオに嫁ぐが、生来の純真さから無邪気に彼を慕う。<br />幼さの残る新妻にとまどい気味のセルジオも次第にスノウの純粋さに惹かれ、溺愛するようになる。<br />「存分に乱れたまえ。<br />私はもっと君を味わいたい」美しいセルジオに時に意地悪に、時に苛烈に責められ蕩かされて開花していくスノウ。<br />王族として激務の中でも夢のような蜜月を過ごす二人だがセルジオの母の女王が病に倒れて――!?