男爵令嬢ニーナは幼馴染みの伯爵家令息のグラントを秘かに想い続けてきた。<br />容姿に恵まれ芸術の才のある彼はニーナをからかってばかりで女性として意識している様子がない。<br />しかし男が女の床を訪れ求愛できる祭の宵、グラントはニーナの元に来て俺の妻になれと告げる。<br />「お前も俺を愛しているんだ。<br />気づいていないなら俺が教えてやる」貞操は守ったが彼の熱い指と唇に乱された夜。<br />結婚を承諾するもグラントの愛を素直に信じられず?