大野栞里は都内のホテルでかつての恋人、高宮正毅と再会する。<br />彼こそが栞里が密かに産み育てている双子の父親だった。<br />気まずく別れたはずなのに、正毅は屈託なく話し誘惑してくる。<br />今でも彼を好きな栞理は流されるまま抱かれてしまう。<br />「こんなに感じやすくなっていたなんて」翌朝、我に返り、逃げるように部屋をあとにした栞里。<br />けれど正毅は彼女を追ってきたばかりか、自分の子どもと知らないまま双子にも優しく接してきて!?