櫛笥笑美花は父からの見合い話を断るため、憧れている上司、遠山誠史郎に恋人のふりをしてほしいと頼んだ。<br />遠山は引き受ける代わりに自分の言うことに従えと条件をつけてくる。<br />彼に導かれるまま恋人らしい逢瀬を重ね、情熱的に愛される笑美花。<br />「気持ちいいか? かわいい声が出ている」好きな人から彼女として甘やかされ、特別扱いされて夢見心地の日々。<br />けれど遠山の知人から彼には金持ちのパトロンがいると聞かされてしまい!?