「俺は人を殺してしまった」。<br />深夜、泥酔してバーに転がり込んできた、端整なスーツ姿の美青年──。<br />店主の武田は放っておけず一晩の宿を貸す。<br />けれど翌朝、目を醒ました彼・直哉は、自分の名前と殺人の記憶以外、全てを忘れていた!! 「俺が何者かわかるまでここにいさせて」そう言って縋ってくる直哉。<br />彼は本当に殺人者なのか? 怯える姿に庇護欲を刺激され、次第に劣情を煽られる武田だが!?※電子版には、紙版に収録されている挿絵は収録されていません。<br />