『9月1日、俺は目覚めると、檻の中に囚われていた――』ある日突然、勤務先の青年社長・石田(いしだ)に監禁されてしまった、デザイナーの英司(えいじ)。<br />「今日から君をAと呼ぶ。<br />これは三十日間の実験なんだ」石田は1冊のノートと鉛筆を渡し、日記を書けと命じてきた!! 名前と自由を剥奪(はくだつ)され、身体も精神(こころ)も支配される――官能と狂気に晒(さら)されて、人はどこまで理性を保てるのか、衝撃の問題作!!