豪胆かつ繊細な筆致で、百年に一人の天才日本画家――。<br />美術は専門外なのに画壇の寵児・九重鎮之(このえしげゆき)のイラスト連載を担当することになった編集者の本郷(ほんごう)。<br />けれど九重は、初対面から傲岸不遜で威圧的。<br />知識不足を糾弾するように「おまえの取り得は身体ぐらいだ」と迫ってきた!! 原稿のためにはこの屈辱に耐えなければならない――。<br />以来、自宅に通っては執筆の合間に抱かれる日々が始まって!? ※口絵・イラスト収録あり