精悍な美貌に洒脱なファッション、優雅な仕草と身のこなし――カフェに今入ってきた男は、僕が趣味で書いている小説の主人公に瓜二つ!? 理系でコミュ障な自分と真逆の、理想を体現した男を見て驚く製薬研究員の一彬(かずあき)。<br />しかもその男・水口(みずぐち)は、街で人に絡まれた一彬を颯爽と助け、「あなたとは初対面な気がしない」と甘く囁く。<br />それ以来、なぜか取柄のない自分に積極的にアプローチしてきて!? ※口絵・イラスト収録あり