氷面鏡
雨の日も風の日も、放課後はひとり公園のベンチで過ごす。
家に帰るとまた、双子の兄・陸(りく)に抱かれてしまうから――。
禁忌の関係に悩む郁(いく)に声を掛けてきたのは、大学講師の見城(けんじょう)。
「行く場所がないなら僕の家においで」と詮索もせず、温かい場所を与えてくれる。
年上の男のそばで、郁は次第に癒されて……!? セックスは知っていても心は無垢な魂が、初めての恋に目覚めていく純粋な愛の物語。
※電子版には、紙版に収録されている挿絵は収録されていません。
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