タナトスの双子 1912
「欲しいのは憎悪だけか…?」 オルロフ公爵家の嗣子として、皇帝に仕える近衛師団の大尉として知られていたユーリだが、自らを犠牲にしながらも愛する者の裏切りに遭い、生きる意味を見失っていた。
副官のヴィクトールはそんなユーリに屈辱と服従を与え、憎しみを糧に生きることを強要した。
一方、生き別れていた双子の兄であり帝政派の敵であるミハイルは、幼馴染みのアンドレイと共に、ロシアを離れたユーリを追い詰めてゆく! 憎しみと裏切りが錯綜するなか、ふたりが手にしたものは…… ※このお話は『タナトスの双子 1912』の続編です。
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