【俺はあんたを見誤っていたよ。<br />とんだお坊ちゃんだ】 国会議員の叔父の秘書になって間もない寛也は、いつも励ましてくれる新聞記者の荒井川に友情を感じていた。<br />良家の子弟然とした寛也とスクープ合戦の最中にある荒井川。<br />それぞれの立場で己の信念と矜持を貫こうと奮闘する二人だが、ある夜、抑えきれない熱に衝き動かされるまま愉悦に溺れて――!?