16歳の頃、十浦純哉は7歳年上の恋人・千石棗と情熱的に愛し合っていた。<br />しかし、その関係は千石の愛とセックスは別という考えについていけず、自ら別れを告げることになった。<br />それから7年、DCブランド「エムアイ」に新卒で入社した純哉は、研修会場で偶然にも千石と再会する。<br />かつての思いが複雑にせめぎ合い苦悩する純哉に、千石は誘いをかけてきて――。<br /> ※本文にイラストは含まれていません