風の市兵衛・合冊版
庶民文化が爛熟していた文政期の江戸。
そこに、算盤(そろばん)の腕を買われ、武家や商家を渡り歩く雇われ武士がいた。
その名は唐木市兵衛(からき・いちべえ)、人呼んで‘算盤侍(そろばんざむらい)’。
筆頭目付の家に生まれながら、家を出て上方に上り、さまざまな商売を体験した市兵衛は、同時に秘術「風の剣」を操る剣の達人でもあった。
家計を預かる雇われ先の主家をめぐって次々に起こる難事件・怪事件、市兵衛は明晰な頭脳と秘剣で颯爽と立ち向かうが…。
時代小説界に新風を吹き込んだ異色ヒーローの誕生、著者・辻堂魁最大のヒットシリーズとなった「風の市兵衛」既刊20巻をまとめた豪華合冊版! 読み始めたら止まらない!
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