佐渡から江戸へと帰り着いた鉄次と弥八。<br />鉄次は水替人足として酷使されるなか、唯一の支えが許嫁のおきみだった。<br />だが、苦界に沈んだと知らされ、身請金のため押込み一味に。<br />一方、弥八も親友のため、ある企みに加担しようとしていた。<br />弥八はかつての恩人青柳剣一郎を頼るべきか悩むが…。<br />大切な人のため、悪に染まろうとする二人。<br />剣一郎の救いは間に合うのか？
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