天才花火師と謳われるも、愛娘を花火の事故で喪い、妻も世を儚み命を絶つ――。<br />明和の大火の下手人秀助は、事故の原因たる怠惰な火消に復讐を誓い、江戸を焼いた。<br />新庄藩火消頭松永源吾と対決の末捕えられ、火刑となったはずだが、朱土竜、瓦斯と、秀助と思しき火付けが今再び起きる! 秀助は生きているのか? その狙いは? 江戸の火消が結集し、猛り狂う炎に挑む。<br />累計38万部突破、「羽州ぼろ鳶組」シリーズ第七巻!