食いだおれ同心
食って呑んでは、探索をして……人の弱みにつけ込む奴ぁ許さない!食い意地の張った同心と見目麗しき世直し人がにっくき悪を懲らしめる!南町奉行所同心の木暮小五郎は頭を抱えていた。
薬種問屋が不妊の悩みにつけ込む詐欺を働いた疑いがあったが、そこは寺社奉行の管轄とあって手出しできない。
江戸を騒がす義賊’世直し人’の尻尾も未だつかめず、上役からはガミガミ言われる日々。
そのうえ同輩の桂が、魔性の女に大事な十手を盗まれてしまった。
食い道楽の同心が腹を満たして悪を追いかける、痛快捕物帳!
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