君との恋は、画面の中で
僕――上村優弥には「タカネさん」という女友達がいる。
「JK」を自称しているタカネさんだけど、実際のところは女の子かどうかもわからない。
なぜなら「彼女」との繋がりはSNSだけだから。
でもそれでいいんだ。
タカネさんと話していると楽しいし、何より「ネットはネット、リアルはリアル」なのだから。
少なくとも、僕はそう思っていた。
そう、信じ込んでいた。
だけど、僕は「彼女」と出会ってしまった。
高宮さん――タカネさんのリアル。
僕に告白してくれた女の子。
僕が振ってしまった女の子。
だって僕が好きなのは「タカネさん」なのだから……。
そして僕は、タカネさんに告白する。
これは、僕と「彼女」が付き合い始めて、別れるまでの物語。
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