アマデウスの残り灯
栄華を極めた旧世界(パンタシア)が崩壊し、ゆるやかに滅亡する世界。
不死の心臓を所有する少年カインは神を名乗る少女ヨグと果てない旅をする――ヨグに貶されながら。
「無償の人助けなんざ、この廃れた時世では最高に愚かな行為だって解ってんのか?」「仕方ないだろ、僕の旅はそれが目的なんだから」どこかで誰かの力になろうと、カインは今日も旅を続ける。
さまざまな街を訪れ、人と出会い、ときに助けの手を差し伸べるが……。
これは‘人助け’したい不死者カインと‘暇潰し’する悪神ヨグのディストピア・ジャーニー。
そして2人は世界の終末に生きる人間の真実を見る――。
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