二度と家には帰りません!
精霊王のエレと旧知の仲である『代行者』へ会いに行くため、大陸各地へ赴き精霊樹の差し木をすることになったチェルシーとグレン。
マーテック共和国へ向かう傍ら、チェルシーはミカの里帰りも兼ねてラデュエル帝国を訪れ、歓待を受けることに。
【種子生成】の力で以前帝国を救ったことから表彰されたチェルシーは、植物に関する特別な書物を贈呈される。
こうして獣族の仲間に迎え入れられ、美味しいご飯に舌鼓を打ったチェルシー達は、いざマーテック共和国へ!不自然な魔力の枯渇によって疲弊した大地を目の当たりにした一行は、人々のお願いを聞き早速精霊樹を植えようとするが……そこに再び、チェルシーを狙う黒服の男性たちが現れて!?間一髪でチェルシーの危機を救ったのは、マーテック共和国で子どもを守ると言われる霊鳥シームルグ。
その巣でひとり保護されることになったチェルシーは、伝達の精霊の力を借りてシームルグと交流を図り……?
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