ルベリア王国物語
公爵令嬢エリナと婚約し、ルベリア王国の王太子となったアルヴィス。
結婚し夫婦となった二人は公務で訪れたリュングベルにて、穏やかな時間を過ごしていた。
しかしそれも束の間。
トーグによるエリナの誘拐事件が起き、アルヴィスも救出のため怪我を負ってしまう。
負った傷は深く、臥せるアルヴィス。
傍で支えるエリナは自分のせいだと責任を感じていた。
そんなエリナの様子を見たアルヴィスは原因が自分にあると、トーグとの因縁に繋がる過去の出来事を話し始める。
それはアルヴィスと一人の少女の話だった――。
一方、王宮では水面下でアルヴィスの側妃について話が動いていた。
国王をはじめとして、側妃を娶ることを望む貴族たち。
彼らを前にアルヴィスの下す決断とは……?これはとある王国のお話。
ふたりが恋を知り、愛を育んでいく物語。
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