ある朝ほぼ全裸で目覚めた大学の図書館司書の奏一(そういち)は、 勤務先の学生が一緒にいることに愕然とする。<br /> その彼・祐貴(ゆうき)は、思わせぶりな言葉を紡ぎ、脅すように度々部屋を訪れるが、 触れてくるその手はとてもやさしい。<br /> とまどう奏一は、ようやく記憶の底にあった八年前の、短い季節を思い出す。<br /> 小さな手でしがみつきなら、何度も「歌をうたって」とせがんだ、幼い少年のことを……。<br />¥n一途な年下攻ラブ・ストーリー!!