総資産千億を越える菊理家御曹司、精悍な容姿、カリスマ性……形成するすべてが人を惹きつけてやまない魅力を持つ男・菊理鷹邦(くくり・たかくに)。<br />その鷹邦と幼なじみで菊理家顧問弁護士である永紀(えいき)は、絶縁中の彼と祖父を和解させようとする。<br />そんな永紀に鷹邦が和解する代償として求めてきたのは’永紀自身’だった。<br />覚悟を決め、傲慢で不遜な彼に抱かれるが、鷹邦の愛撫は溺れるほど優しくて――。<br />歪んだ愛が交錯する、ラストラブ。<br />