実はファンだったが絶対近づくまいと思っていた人気作家・東堂大吾(とうどう・だいご)に、その校正担当者・正祐(まさすけ)は行きつけの居酒屋でつい声をかけてしまった。<br />心の支えでさえあった大切な大好きなキャラが、彼の新刊の中で死んだことが許せなくて。<br />「今殺したいくらいあなたが憎いです」。<br />自分の正体を隠していた正祐だが、ある日ついに大吾にバレてしまい……。<br />書を愛する、水と油、対照的な二人の、ビブリオ・ラブコメ!!