「きみに興味ない」告白した晴琉が久瀬から返されたのは、強烈すぎる一言だった。<br />けれど拒絶されたわけじゃないから、ランチを一緒にしたり久瀬の家でDVDを観たり、そんな関係を一年と二ヵ月。<br />いまや、どこで気持ちに区切りをつけたらいいかわからなくなった晴琉に、なぜか久瀬から『お道具で一回だけなら』という衝撃的なメールが届く。<br />無関心攻×押せ押せ受、びくともしない恋のシーソーゲームの行方は……?