一年近くひきこもりを続ける健太。<br />亡き祖母の住居兼店舗で、現実逃避にレース編みをしてひとり暮らしている。<br />そこへある日、宇佐見という男が訪ねてきた。<br />長くシャッターを降ろしたきりのこの店で、焼菓子専門店を開きたいというのだ。<br />店を貸すことになった健太は、夢と希望に満ちた宇佐見のペースに巻き込まれるうち、彼に惹かれている自分に気付き……? ほんのり苦くてほんのり甘い、ラブ・アソートメント!!