就職祝いに連れていかれた料亭で板前・志波の作り出す料理に感動し、プロポーズ紛いの言葉を口走ってしまった健太。<br />冗談で流されるものの、次の日から健太は志波の料理以外受け付けなくなってしまう。<br />どうやら先祖に吸血鬼がいて、その症状は恋をすると発動するらしい。<br />確かにちょっといいなと思ったけど、恋のわけがない──半信半疑ながら店に通ううち、志波も食べっぷりのいい健太を気にしてくれるようになり?