倫敦花幻譚
十九世紀半ば、大英帝国ヴィクトリア朝。
王立園芸協会とウィリアムのために中国奥地へと赴いたネイサンは、首尾よく新種の黄薔薇を入手した。
採取した植物を香港から送ったものの、ある事情から帰国を遅らせるネイサンをウィリアムはロンドンでやきもきと待つ。
一方ハーヴィーと共にパリにいたレベックは、その地で小さなトラブルに巻き込まれていた。
それが薔薇を巡るいくつかの事件への発端となり……? 比類なき公爵家のプラントハンターと奇蹟の花々をめぐる物語、第三弾!!
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