声を聞かせて
追い詰められたエトの願いを叶え、白銀は四人だけの世界を作り上げた。
世界を守る霧の壁にはいかなる力も及ばず、壊すことも進入することもできない。
サリとラルフの記憶も操作され、偽りの平穏な生活が続いた。
だが’化け物’への憎悪を募らせる村人たちが壁の外に火を放ち、サリはその優しい夢から醒める。
そしてエトが再び白銀に救いを求めた時、白銀はすべての火を消すものの、人々の魂を手当たり次第に喰い始めてしまう。
暴走する白銀を止めて皆を救うために、サリが呼んだのは……?
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