36歳で「謎の死」をとげる詩人が、29歳と35歳の二回にわけて書き遺した唯一の自伝。<br />詩的なものへの反撥、三度の逮捕歴、ロシア未来派の誕生、あの大きなルバーシカ、戦争と革命、後年詩人に災いをなす「転向」のことなどが断章式に語られる。<br />未来派マニフェスト「社会の趣味を殴る」も全文収録。<br />