誰のための、何のための株価か!?ブラックだということにも、いじめの存在にも目をつぶり、ただ、バブルだけを膨張させた。<br />あの狂乱のバブル期を証券マンとして経たからこその作者、そして主人公の誠実さが光る。<br />―石坂 啓