昭和十八年、集団疎開命令を受け、親元を離れ徳島の寺に疎開した少年良太。<br />しかし翌年春の大阪大空襲で、母にはもう会えなくなった。<br />今は亡き著者の実体験をもとにした短編小説。<br />