土地と人々の記憶が紡ぐ珠玉の物語芥川賞作家が放つ待望の傑作掌編小説集少年と神様の出会いを描いた「掩体壕」、戦争の記憶がよみがえる「赤い波」、伝説と現実が交錯する「磨崖仏」、山での不思議な出会いを描いた「幻のホダ場」 。<br />夢か現か幻か......。<br />なつかしくて不可思議。<br />心をざわつかせる36編。<br />