突然届いた一枚の年賀状。<br />それは二年前主人公が去った会社の後輩からだった。<br />そこから始まる『年一回の文通』及び『メール』でのやりとり。<br />だが主人公は、東京でバリバリと働く『彼女』と自分は『釣り合わない』と考え、距離を置いていた。<br />やりとりを続けるうち、とある出来事から、一旦は心が離れる二人だが、かつての先輩からの一言で主人公は再び『彼女』に会う決心をする。<br />──想いを伝えるために。<br />