薔薇姫様は婚約者に愛されすぎている
二か月前の嵐の夜、崖から落ちている所を発見された、アルデリア王国王女・ユナ。
身体の怪我は大した事なかったが、不運にも直近半年の記憶を失っていた。
その為ユナは、目付け役でやたらと口うるさいセラの監視の元、ユナの「婚約者候補の一人」だったという隣国の王子・レナードと交流をしつつ、郊外の別荘で療養生活を送ることになる。
そんな中、ユナは奇妙な夢を見るようになった。
そしてその夢を見た翌朝は、何故か身体にまるで薔薇の花のような「赤い痣」が浮かぶようになり――
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