私と幸子は高校の同級生で、互いに愛し合っていた。<br />しかし、初恋は甘く、切ないもの。<br />夢に向かって共に歩んでいた私たちも例外ではなく、結婚を目前に、ささいなことから別れてしまった。<br />だが、互いを信じ、「きっとまた笑顔で会える」、その時まで、それぞれの目標に向かって生きてきた。<br />運良く再会、しかし、病魔が幸子を襲う…