舞台は大正時代、古都「鎌倉」と葉山。<br />猫又の「猫田珠希」は葉の山に住む妖し。<br />賭場で小銭を稼ぎ、鎌倉の街まで降りて酒を買う日々を過ごす。<br />鎌倉の酒屋の主人「藤原敬文」と馴れ合う日常を過ごす。<br />二人は人と妖しであっても親友だった。<br />そして珠希の紹介で水の精「美月」と藤原は恋仲となる。<br />そんなやんわりとした日常、それでも、その裏には様々な背景と思惑があった。<br />人と妖しの物語。<br />