ジュリエットに献花、狂犬には愛
組織の幹部に、御見舞品として贈られることになった九賀京吾。
なぜか何もされずに解放されるが、その後も日常的に極道者に嬲られ虐げられる日々を送っていた。
ある日、ふと立ち寄ったカフェで美麗な店員、仁礼時篤にもてなしを受け、「お持ち帰り」される。
時篤による大人の包容力と溺愛で初めて人としての悦びを知っていく京吾。
だが時篤には高級クラブのナンバーワンホストで「都合屋」という複雑な裏の顔と過去がある。
二人を取り巻く裏社会事情はやがて蜜月に影を落としはじめ……。
愛を知った天使はやがて狂犬となる。
過去を捨てた男は極道界に向き直る。
「光のような時が、自分に訪れると思っていなかった」シリアスで甘い激情ハード浪漫。
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