妖の国と異名を持つ東北の田舎町――燈野市(とうのし)の守護を任される烏丸家の少女・槐(えんじゅ)は、妖や神の味方をする退治屋だった。<br />山神が襲われる事件が発生し、槐は保護した狐の山神を預かることに。<br />数日後、首魁と思しき妖が捕まったのだが、どうやら彼ではないようで……