永遠の青
太平洋戦争後、世界最大の経済強国となった’大日本共和国’は、厳格な身分制度が敷かれ、巨大財閥群によって政治・経済・社会システムまでもが支配される完全な管理社会国家であった。
そして、その支配階級層の中でも更にごく一部の選ばれた子息のみが入学を許される名門全寮制男子校『海星清明学園高校』に一般からの外部入学を認められた山崎静流(しずる)は、財閥創業家の御曹司である蒼(そう)に憧れ、彼の親衛隊へと入隊する。
美しく無垢な心を持つ静流は、初めて知る恋の罠に絡め取られ、やがて、破滅の道へと落ちていくが――。
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