アンリミテッド・レベル
何回死んでも生き返る能力を持つ虎次が国民試験に挑むことに。
その理由は、とある日本人の存在だった。
ドラゴン討伐を終えた日下部虎次。
新たに仲間になった円花と共に、オーガス勇国の中心地レメアルへ上陸する。
到着後、手分けして図書館での調査と、街中での調査班に分かれる。
普段は冷静沈着な円花だったが、蔵書の山を見ると目の色が変わる。
あまりの変貌ぶりに驚きと呆れを抑えきれない虎次と莉依。
円花の新たな一面を発見しつつも、調査は遅々として進まない。
知ったのは、八重樫愛果が城内に連れて行かれたらしいこと、そして図書館の重要図書に転移に関する書籍があるかもしれないことだった。
そんな中、レメアルのオーガス城で、勇王ロメルの演説が始まる。
それはオーガス全域において催される勇王祭の開催演説だった。
虎次達には関係のないことだった、その時までは。
勇王ロメルの横には、ある日本人が立っていたのだ―――。
鏑木 カヅキ(かぶらぎかづき):中国地方在住。
本作にてデビュー。
西出ケンゴロー(にしでけんごろー):漫画家兼イラストレーター。
京都府舞鶴市出身。
上京した後、制作会社に入社。
編集業務、イラスト執筆、デザイン等、幅広い創作業務に関わる。
現在はフリー作家として、漫画やイラストの執筆、『小さな魔女と野良犬騎士』(ヒーロー文庫)等ライトノベルの挿絵、デザイン、ゲームグラフィッカー等で活動中。
2017年1月現在、漫画『ウメハラ FIGHTING GAMERS! 』連載中。
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