胎児の命を守る‘天使の代理人’という組織を運営する桐山冬子。<br />突然銀行でのキャリアを捨て精子バンクを利用する出産を決意した川口弥生36歳。<br />妊娠が分かった直後、人違いで中絶させられた佐藤有希恵26歳。<br />一時は中絶を考えたが産み育てることを選んだ佐藤雪絵20歳。<br />それぞれの人生と‘天使の代理人’が交錯した時、奇蹟が起ころうとしていた。<br />