妾屋が命より大事にする帳面を奪わんとする輩が現れた。<br />そこに書かれているのは、妾を囲えるほどの金と力を持つ男達の情報。<br />悪用すれば弱みにもなる。<br />徹底抗戦を覚悟した昼兵衛だが、頼みの新左衛門は手負い。<br />しかも別の敵の影も見え隠れする。<br />さらには新左衛門最愛の八重にまで魔手が伸び......。<br />昼兵衛、最大の危機を防げるか？ 圧巻の最終巻！
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