袴田は編集者の芝野から息子の浩の悪行と家庭崩壊のすべてを暴露するノンフィクション『鬼子』の執筆を迫られていた。<br />断れば作家生命を失う。<br />本を出せば生き恥をさらす。<br />収入源も断たれ苦悩するが、娘の詩織が自殺し、完全に地獄に突き落とされる。<br />それでも浩の暴挙はエスカレートし、ついに息子殺しを決意する。<br />最後まで目を放せない衝撃作!