IT企業のカリスマ経営者である祐馬。<br />仕事に没頭する日々の中、かつての共同創業者であり親友の航平が、故郷で死んだことを知る。<br />同じ頃、会社では不正取引が発覚し……。<br />何もかも失った祐馬が、友の愛した故郷、家族や仲間達のため選んだ道とは--人生は失くしてから気づくことばかり。<br />孤独の先にかけがえのない大切なものを見出す感動小説。<br />