ブラッディ・ジュエリーは真夜中に笑う
2年前に自殺した腹違いの兄の墓参りをするため、避け続けてきた故郷に12年ぶりに帰ってきた綾乃。
兄は高校時代の親友・日南子の恋人でもあった。
翌日、綾乃は、顔を見る気もなかった父の前に引っ張りだされる。
そこで聞かされたのは、驚愕のセリフ――私の 議席は、お前が継げ! 綾乃にはまったくそのつもりはない。
だが、その夜、事件は起きた。
綾乃は、幼馴染にして今は地元を牛耳る暴力団の組長・天堂に紹介された女ヤクザ・穂波とともに、兄の死の真相を探るため、街を疾走しはじめる。
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